私がプロポリスというものを初めて知ったのは、祖父が胃がんになったときでした。
当時、日本ではプロポリスはまだ一般的ではなく、ほとんど知られていない存在でしたが、研究論文がでたことで日本でも健康に役立つ天然成分として注目されていました。
祖母の妹がブラジルに移住していたこともあり、私たちの家族にはブラジルとのつながりがありました。そこで、現地の親戚に頼んでプロポリスを送ってもらうようになりました。
祖父はその後数年を元気に過ごし、一時は病状も落ち着いていたので、プロポリスが役に立ったのだと思っています。
それ以来、わが家ではプロポリスはずっと身近な存在でした。火傷や口内炎のときに使ったり、体調が気になるときに飲んだり。
特別なものというより、当たり前のように家にあるものでした。
「KOUNOU」を作るにあたって
長年プロポリスに触れてきた中で、今の市場には少し違和感がありました。
「オーガニック」と書かれていても実態がよくわからない製品や、グレードの低いプロポリスを高く売っているようなケースも見かけます。
本当に品質の高いプロポリスを知っている身からすると、「これはちょっと違うのでは」と思うことが少なくありませんでした。
だから、自分たちで納得のいくプロポリスを作りたいと考えるようになりました。
「KOUNOU」のこだわり
「KOUNOU」に使っているのは、ブラジル・ミナスジェライス州のオーガニック認証を受けた養蜂園のプロポリスです。
この養蜂園では、プロポリスの元となる植物の管理から徹底されており、どこで育ち、どこから採取されたかというトレーサビリティも明確です。
また、加工の段階ではアルコールを使わず、フリーズドライといった技術を採用することで、成分のバランスをできる限りそのまま保つようにしています。
飲みやすく、成分が安定していること。これが、プロポリスを続ける上でとても大切だと思っています。
無理に特別なものにしない。でも、良いものを。
「KOUNOU」は、“奇跡”や“感動”を売りたい商品ではありません。
ただ、本当に良いものを探している人に、ちゃんとしたプロポリスを届けたい。その気持ちだけです。
わが家でずっと使ってきたからこそ、品質に妥協せず、自信を持っておすすめできるものに仕上げました。
そういうプロポリスを探している方にとって、「KOUNOU」が選択肢のひとつになれば嬉しいです。